専属ハンター

えぞ鹿ハンターになろう!【罠猟編①:罠猟の厳しさを知る】

この記事は罠猟でエゾシカハンターになるまでの流れと必要なものを書いていきます。

シリーズを最後まで読んで頂ければ、専業でもやっていけるように書いて行きますので、
参考にしていただければと思います。

【ステップ1:罠猟の厳しさを知る】

こちらの記事は罠猟だけでプロハンターを目指すという形で書いていますが、
先に罠猟だけで生活していく厳しさを知っておきましょう。

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一、罠の鹿は食肉処理施設に買取りしてもらえない確率が高い

二、罠で捕った鹿の買い取り価格は低い

三、罠を掛けている間は休みはない

四、罠はどこにでもかけられるわけではない
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長くなりますので、1つずつ説明していきます。

一、罠の鹿は食肉処理施設に買取りしてもらえない確率が高い

罠猟で捕った鹿は高確率で品質の低い状態になっています。
一般的にくくり罠を使うのですが、罠にかかって3時間もすると暴れて打撲だらけになっています。
外見ではわかりにくいのですが、解体すると一目瞭然です。

食肉処理施設では「罠猟=低品質」という認識でいます。

銃猟で鹿の搬入がたくさんある食肉処理施設ではわざわざ罠で捕った鹿を入れたりしません。
当社では罠の鹿の受入れを行っていますが、知り合いというコネクションを持っている人のみになります。

最初から「罠で捕った鹿の受入れをしていますか?」と問われれば、「していません。」と答えるでしょう。
人用では厳しいかと思いますので、ペットフードを扱っているところに聞いてみましょう。

二、罠で捕った鹿の買い取り価格は低い

一と同様の理由から、買い取って貰えても金額は低くつきます。
買い取って貰えるだけ良しと思いましょう。


三、罠を掛けている間は休みはない

銃猟と違い、罠が設置されていますので、毎日見回りにいかなければなりません。
晴れの日も曇りの日も雨の日も雪の日も。。
休むためには罠の設置解除をする必要があります。


四、罠はどこにでもかけられるわけではない

罠の設置場所には許可と掛札が必要です。
また、鹿が通っている道で、罠が設置出来そうな場所という条件付きです。

平坦な何もないところに罠をかけることは現実的ではありません。

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以上のことを理解したうえで、罠猟でのプロハンターを目指しましょう!
良くないことばかり書きましたが、始めに知っておいて貰いたい項目です。


今回のお話はここまで。
次回は狩猟免許取得について書いていきます。
https://www.kitanojibie.jp/page/207

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