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えぞ鹿ハンターになろう!【猟銃編⑦:エゾ鹿ハンターの収支】7/9

この記事は猟銃でエゾシカハンターになるまでの流れと必要なものを書いていきます。

シリーズを最後まで読んで頂ければ、専業でもやっていけるように書いて行きますので、
参考にしていただければと思います。

【ステップ7:エゾ鹿ハンターの収支】

仕事にするということは収入が無ければ、意味がありません。
エゾ鹿ハンターの収支を実際に計算していきましょう。

えぞ鹿ハンター

収入 備考
有害駆除補助金 9000円前後 白糠町例年
鹿買取り 3000-10000円前後 個体差あり
1頭当たり 12000-20000円 補助金&卸前提
出費 備考
弾代1発(サボット) 1300円 価格変動あり
燃料代(1日200km走行) 2500円~ もっと走るかも
車検・オイル交換・修理保険等、車維持費用(1日) 500円~ 目に見えないお金
消耗品(手袋・長靴・ナイフ等) 100円~
税金 10%~
収支計算(買取り8000円&有害駆除補助金有り) 備考
1頭 \15,200
2頭 \26,500 1日の目標値
3頭 \45,900
4頭 \61,200
5頭 \76,500
6頭 \91,800
7頭 \107,100
8頭 \122,400
9頭 \137,700
10頭 \153,000
収支計算(補助金または買取どちらかのみ) 備考
1頭 \4,800
2頭 \16,000
3頭 \24,000 1日の目標値
4頭 \32,000
5頭 \40,000
6頭 \48,000
7頭 \56,000
8頭 \64,000
9頭 \72,000
10頭 \80,000


上記計算は良く見積もっての話になります。
入金は地域によって異なりますが、4-5月有害駆除の補助金は7-8月頃に入金。(遅い場合もあるので、タイミングはあてにしすぎないように)
食肉処理施設の買い取ってもらったお金は翌月が一般的かと思われます。

弾も外すことも有るでしょうし、鹿を買い取って貰えない日もあります。
また有害駆除補助金も上限があるので、超えると出ません。(白糠町は令和4-6年、毎年5000頭まで、補助金は出ないが捕るのは無制限)

たくさん捕れる日もあれば、全く捕れない日もあります。
生活を基準に考えると1日2-3頭を平均的に捕れる人であれば、安定して食べて行けると思います。

副業としてやる分にはとても割が良い仕事になります。

*保証はどこにもない*

次のどれかに該当した瞬間にあなたは無職になります。

・銃の許可証の取り消し ← これが一番現実的に起こりえます。
・狩猟免許はく奪
・有害駆除&補助金の停止

えぞ鹿ハンター

いきなり専業でやっていくには覚悟をもたなければ、なかなか厳しいかと思います。
まずは副業から始めるくらいがちょうど良いかと。

ネット検索では出てこない、鹿が捕れれば、儲かる話でした。

今回のお話はここまで。
次回は実際の仕事について説明していきます。

https://www.kitanojibie.jp/page/203

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