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えぞ鹿ハンターになろう!【猟銃編④:エゾシカ有害駆除隊員になる】4/9

この記事は猟銃でエゾシカハンターになるまでの流れと必要なものを書いていきます。

シリーズを最後まで読んで頂ければ、専業でもやっていけるように書いて行きますので、
参考にしていただければと思います。

【ステップ4:エゾシカ有害駆除隊員になる】

エゾ鹿ハンターを安定した収入でやっていくには有害駆除隊員になることは必須です。
まずは有害駆除について説明していきます。

えぞ鹿ハンター

有害駆除とは人間にとって有害と判断された対象動物の個体数調整を行う措置になります。
エゾシカが有害動物と判断される理由

・畑被害
・森林被害
・車両被害

これらが該当します。

現在、北海道では約60万頭近く生息すると言われており、被害が拡大する一方です。
そこで狩猟とは別に有害駆除隊員を集めて個体数調整をするというものです。

しかしながら、北海道ではどこでもエゾシカ有害駆除ができるわけではありません。

有害駆除をするかどうかは市町村で決めています。
当社がある白糠町でも被害状況の資料が誰でも見れるようになっています。


白糠町鳥獣被害防止計画
https://www.town.shiranuka.lg.jp/section/keizai/nfml630000000gr9-att/nfml630000000gu9.pdf

この資料をみると令和4年~6年度まで年間5000頭が駆除対象になっています。
資料にあるような現状から白糠町に住んでいて、猟友会に所属していれば誰でも有害駆除隊員になれます。
*白糠町全域、5000頭分まで補助金対象、5000頭以降は対象外ですが、1年を通して捕獲頭数無制限

しかしながら、他の地域も同じように誰でもなれるわけではありません。

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有害駆除隊員になれる条件
・猟友会に〇年以上在籍している
・猟期以外の期間に限る
・1人当たりの捕獲頭数上限(20-30頭)
・小さな指定区域のみで駆除(○○市富士見の林班○○の範囲など)
・希望する人を集めての抽選制度(捕獲可能数に対して猟友会員が多い場合など)
・有害駆除隊員の有効期限付き

このような条件付きのところがあると聞いたことがあります。

市町村が有害駆除を猟友会に依頼 → 猟友会が有害駆除隊員を決める
このような流れになっているので、役所は誰でもOKだが、猟友会がそれを認めなければ隊員にはなれません。

その大きな理由としては補助金になります。
各地域で国から出ている補助金には上限があり、その財源が少ないところほど細かい条件があるように思います。
有害駆除隊員になる確率を上げる為には補助金がたくさんでている市町村を探しましょう!

では、どのように有害駆除隊員になれば良いか。
まずは地元の役所に有害駆除の有無を調査、聞いてみましょう。
「エゾシカの有害駆除についてお聞きしたいんですけど。」といえば、担当部署に繋げてもらえるはずです。
やっているという話を聞いてから、猟友会にその旨を話して有害駆除隊員になれるか相談します。

該当地域でなれない場合、有害駆除隊員になれる地域を探します。
そして「引っ越し」する必要があると思ってください。

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猟友会に入会する際にはまずはそこの地域に住んでいるかどうかを問われます。
猟友会は多々ありますので、地元の猟友会に入らず、有害駆除隊員になれるところに入会すると、誰でも補助金目的だなと思ってしまいます。
お金がらみのお話は言うまでもなく、周りから良いイメージを持たれません。
そしてそれを見越した猟友会も入会を認めるところは少ないでしょう。

なので、まずは「引っ越し」をしてそこに住むことが必要になります。
どこでも引っ越し可能な人は白糠町までお越しください。住んで猟友会に所属すれば、誰でも有害駆除隊員になれます!
そして、当社(株)北海道えぞ鹿ファクトリーに鹿を持ってきてください!

今回のお話はここまで。
次回は実際に猟に行って問題あるあるを書いていきます。

https://www.kitanojibie.jp/page/200

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